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川への想い
最近は川にはまったく行ってないのですが
川への想いを、少し...



リバーガイド  なんて肩書きで
人に自己紹介することもあり、実際にカヌー・カヤックのガイドとして仕事もさせてもらっているが
昔から川との関わりが深いわけではありません
川の生き物についても、恥ずかしながらあまり詳しくはないです




僕の子供のころの川遊びの記憶は

鹿児島のいとこ達といったキャンプで、
そばに川があって“轟の滝”と呼ばれてる滝つぼで遊んだことと
同じく、いとこ達といかだ大会に出て、
自分達で作ったいかだ(大人もだいぶ加勢をしてたと思うが)で川下りをしたこと

そのくらいしかない


だけど、その楽しかった記憶はいまだに強く心の中に残っている




そして、再び川に“出逢った”のは大学卒業後に研修生として働かせてもらった

田歌舎  で

ここの代表(というより親方と呼んだほうがぴったりくるが...)は
大阪の枚方出身だが、京都の美山町という美しい山里に移住し
自分で家を建て、野菜や米を育て、冬には狩猟をし鹿や猪を獲り、
ラフティング、カヤック、沢登り、トレッキング、スノーシューなどのネイチャーガイドもこなす
とてもパワフルな人物


ここで、僕はラフティングという、アウトドアスポーツのガイドとなり
川との関わりが深くなってくる


そして、ここ北郷に来て
金突き(ヤス)で鮎やウナギやナマズなどを突いて獲ることや
つけ針でのウナギ釣りなんかを教えてもらい
さらに川が好きになる
まあ、まだまだ下手くそで、ちょこっとしか獲れないのですが...
こんなおもろい遊びは今までしたことなかった!っと思うくらい(笑)



けど、こんな遊びを僕に教えてくれる
おいちゃん達や地元の若者が必ずといっていいほどいう言葉

“昔はもっと川が深くてよ、あっこで飛び込んで遊びよったがね~”
“昔は田んぼの水路にウナギがいっぺおってよ、
     それをそっからここまでの間で30匹くらいは拾て歩いたがね”
“同じところにポンポンをつけとくとよ、毎日ウナギが入りよったが”
“鮎もいっぺおってよ、どっっさり突いて獲って、袋が持ちおもりしよったが”
“秋の頃になるとよ、山太郎ガ二が道をざわざわと歩きよったがね”

などなど、他にもあげればたくさんあるが
ほとんどすべて

『昔は川が今よりずっと良くて、生き物も豊富にいた』

という内容だ



『豊かだった川』を知らない僕にとって
このような話を聞くのは、羨ましい、と同時に、とても残念でならない

そして、思う
将来、自分の子供達の世代に、同じような言葉を語りたくはない と




川が悪くなった原因はいろいろとあると思う

山が荒れた、林道がたくさんぬかれた、砂防ダムが出来た、農薬の使用、
大規模畜産の糞尿、合成洗剤の使用、水洗トイレの普及、工場排水......

大小の差はあれ、どれも影響していると思う



しかし、このような物理的原因とは別に、とても大きな原因のひとつは

『人の心と、川との距離が遠くなってしまったこと』

なんじゃないかなぁと思う



人は水なしでは生きていけない
田舎に住もうが、都会に住もうが
必ずみんな暮らしの中で川と繋がっているはずだ
ただ、それが今の暮らしの中では、実感としては感じられにくい社会になっている

蛇口から出てくる水がどこからきているのか
トイレや、風呂、洗濯機などで使われた水がどこにいっているのか
それに思いを馳せられる人はそんなに多くはないだろう

自分もそうではない人間の1人だった




ちょっと前に
「洋平くんにとってカヌーって何なん?」   と友人に聞かれた

そのとき自分は
「仕事」    と答えた


けど、あとになってちょっと違うなぁと思った
僕にとってカヌーとは

『楽しさを通して、人の心と、川との距離を少し縮めるツールのひとつ』   だと思う


カヌー以外にも、魚釣りや魚突き、カニ獲り、エビ獲り、沢登りなど
そのツールはたくさんあるし、たくさんあったほうが
より多くの人が川と関わる可能性がある
たまたま、僕にとってはそれがカヌー、カヤック、ラフティングであった



このツールを使って
少しでも多くの人の心と、川との距離が近くなれば、
『豊かな川』に辿り着く道への、小さな小さな一歩になるのではないだろうか
もちろん、具体的な行動も必要になってくるが






そんな想いを込めて、僕はガイドをしています









ま、小難しく考えずに、

『楽しい!!』 と感じてもらえれば、それでいいっちゃけんどね(笑)










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こころ | 23:42:34 | トラックバック(0) | コメント(1)
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